海外ファンドは危険?
ハードルが低いため、海外ファンドへ投資する人もいるものの、国内で購入する場合には手数料が大きく抜かれ、日本以外では考えられない価格になっていることが多いのが現実です。
海外ファンドであるからと言って、日本国外で投資をするのとは条件が全く異なるのです。したがって、世界から見ると、不思議な条件でお金を出し、一方は効率的に資金が増え、一方は同じような金額のままにとどまってしまいます。
もちろん、すべての海外ファンドが有利な条件であるわけではありません。時には利益を出すどころか、損失を出すこともあります。そんな時、割高な手数料は損失をよりいっそう加速させてしまうのです。
特に海外投資初心者の方の場合、ファンドは手軽な入り口ということで利用する傾向があるものの、実は国内投資と大差ない条件の場合もあるので注意してください。有利だと思っていたものの、実は悪条件だった、ということが後から分かっても取り返しがつきません。
高金利通貨ファンドの落とし穴
安定した資産運用の方法として、高金利通貨ファンドが注目を集めています。しかし、商品の内容をよく見ると、決して有利とは言えない案件が多数あるので、多くの方が陥りがちな落とし穴について説明していきます。
高い手数料
世界的に見れば法外とも思えるような手数料を間に搾取する高金利通貨ファンドは数多く見られます。日本国内で流通しているものについては、基本的にこの条件に該当するのではないかと思うほどです。
そもそも日本は海外に比べて投資商品が少ない傾向にあります。これは海外の金融商品を原則として紹介してはいけないという金融商品取引法の規制が原因です。そのため、高金利通貨ファンドを作る際にも、あえて質の高いものを作らなくても、たっぷり手数料を搾取してから販売すれば売れてしまいます。
購入者の大部分は日本国内の情報しか見比べないので、海外から見れば不利な条件の高金利通貨ファンドでも、その事実が分からないのです。結果、割高な手数料によって、最初から負ける可能性の高い投資を行ってしまうのです。
為替リスク
通貨の値動きはリスクであり、リターンでもあります。たとえば、1ドル80円の時に購入して、円安によって1ドル100円になった時に手放せば、単純に25%の利益が出ます。
このような為替によるリターンを得られるのかどうか、おkれは高金利通貨ファンドを利用するに当たり、重要です。リスクはしっかり負わされ、リターンは運用会社に取られてしまうのでは、負けた時の責任だけを押し付けられているのと同じ事です。
また、基本的に売却や払い戻しを受ける時には、日本国内で高金利通貨ファンドを購入した場合、日本円で支払いを受けることになります。外貨に変えたいと思えば、さらに為替手数料が発生するので、この点も無視はできません。
国内に有利な高金利通貨ファンドは皆無
私が知るかぎり、世界と比べても十分に条件の良い高金利通貨ファンドは、日本国内に存在しません。やはり海外の情報の統制によって国内のファンドは保護されてしまっているだけに、十分な競争力も働いていません。
さらに言えば、日本は労働コストも高い国です。こうした費用も価格に跳ね返るので、最初から高い価格設定になってしまうのです。海外に目を向けると同様の条件の高金利通貨ファンドが明らかに安い手数料で販売されていることがあるので、日本国内で購入する時には注意が必要です。

